朝の行動計画で申し送りを上手にする4つのコツ

毎日、日勤がスタートする前に行動計画の申し送りをします。「行動計画のどんな所を申し送りしていいか分からない」と悩んでいる新人看護師はぜひチェックしておきましょう。

朝の行動計画で上手に申し送りをする1つめのコツは、【患者さんの情報を整理して簡潔に伝える】ことです。患者さんの状況を短い言葉で伝えられると良いでしょう。

2つめのコツは、【疾患に対する看護や援助を伝える】ことです。「こういったケア、観察を行います」と具体的なケア内容を伝えます。

3つめのコツは、【イベントや特記事項を伝える】ことです。たとえば、「病状説明が〇時にあるので同席したいと思います」など、特記事項を把握していることをリーダー看護師にきちんとアピールしましょう。きちんと伝えないと、情報が不足していると思われるので注意が必要です。

4つめのコツは【重なる業務はないか】を伝えることです。たとえば、先ほどの病状説明に同席する場合、複数の患者さんを受け持っているならば、ほかの業務と重なる可能性があります。ほかの看護師に業務を依頼するか、もしくは病状説明の前後に自分でやるか、きちんとリーダー看護師に伝えるべきです。
たとえば「〇時に病状説明があるので同席したいと思います。Bさんの入浴介助が〇時にあるので、Bさんと時間の調整をして、病状説明が終わってから入浴介助が可能か相談したいと思います」のように、具体的にどうするのか伝えることがポイントです。

これらの朝の行動計画の立て方のコツをしっかりと押さえることで、上手に申し送りすることができるでしょう。